映画レビュー(ネタバレあり)です。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の3作品名は『アイアンマン2』
前作の『インクレディブル・ハルク』の感想は下記
【MARVEL】映画『インクレディブル・ハルク』あらすじと感想【MCU】
映画レビュー(ネタバレあり)です。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の2作品名は『インクレディブル・ハルク』
前作の『アイアンマン』の感想は下記
2003年公開の『ハルク』とは別作品...
またしてもコイツかという感じですが、感想、見所&おすすめシーンをレビューしたいと思います。
結論ですが、アイアンマン1の方が面白いですが今後の作品へのブリッジ(橋渡し)みたいなものなので観る必要があります。
【MARVEL】映画『アイアンマン』あらすじと感想【MCU】
・・・観ました。
映画レビュー(ネタバレあり)です。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の1作品名は『アイアンマン』
DCエクステンティッド・ユニバースと比較され、どちらも愛されているアメコミ映画のマーベル...
アイアンマン2 | Iron Man 2 |
公開日 | 2010年 |
上映時間 | 124分 |
監督 | ジョン・ファヴロー |
主演 | ロバート・ダウニー・Jr |
簡単なあらすじ
前作の終わりに「私がアイアンマンだ」と公言し、トニーは平和のためにテロ組織と戦っていた。しかし、政府からアーマーは兵器だとしてアメリカに渡すように言われてしまう。また、自身の生命維持装置であるアークリアクターの動力源であるパラジウムの毒素によって身体が蝕まれてしまうという絶体絶命の状態。
そのころ父のハワード・スタークと共に研究をしていたロシアの物理学者が他界し、息子イアン・ヴァンコはスターク一家に復讐すべく自らリアクターを作り、トニーの元に現れたのだった。
感想
今作の舞台でもあるテクノロジーの祭典スタークエキスポでのトニー・スタークは相変わらず豪快で派手な登場。ここまでくると逆に嬉しくもなり待ってる自分もいるんですよね。アイアンマンチアダンサー(?)達とAC/DCの曲が相まってエンタメのスケールも大きい。
トニーの魅力はアーマーを着ての戦闘シーンではなく、個人的にはトークなんです。
・・・べしゃりです。
アーマーを渡すよう政府に呼ばれ法廷に出廷する事になるが、得意の話術で周りを味方につけてしまうところなんて、トニーの独壇場でありここまで喋れると憧れるよ。かっこよすぎ。ただ敵はつくるよね、こんなの。
急にペッパーに社長を任せるという辞令を出すシーンでは、淡々と伝えている様に見えるが日頃からトニーが彼女のことを考えているからだろう。辞令を受けた時の表情はすごく輝いていて素敵だ。
その前の彼女のセリフも素敵なのだ。パラジウムの毒素に悩まれていることを知ったペッパーの「生かしている装置が、同時にあなたを殺している。」ぜひ映像で観てもらいたい。
新キャラについても。今作より我らがスカーレット・ヨハンソン演じるナタリー・ラッシュマンも見逃せない。まずなにより美女すぎる!そして戦闘シーン、女性のアクションとは思えないほどのスピード感。アイアンマンの戦闘が今作は正直物足りないので、今作のアクションはスカヨハですよ。
父との話がやっと出てくるのも今作。ハワード・スタークは息子に未来を託していたという事を知ったトニー。親父の想いをなかなか聞くことも無いなぁと思う。やはりトニーにはどこか孤独さを感じるんだよな。
また、父からのメッセージ「私が生み出したものの中で最も素晴らしいものはお前だ。」未来へ自分の意思を託しつつも、息子にメッセージ伝える映像を観るトニー。感動のシーンだ。
見どころ&おすすめシーン集
- 法廷でのトニーの一言。「私が抑止力になっている。スーツをくれ?それは無理だ。世界平和の民営化に成功した!(ピース) もう十分だろ!協力してやってんだからな、あのピエロ達に。」このシーンを観た後、自然と僕もピースしていたよ。
- ナタリー(スカーレット・ヨハンソン)が登場し、すぐにハイテクなグーグル検索をするシーン。素直すぎるだろ!男としてこの行動力を見習った方がいいな。ペッパーへの「君モデルをやってた?彼女はやってたぞ。」もトニーの人間性が観られるシーン。
- モナコでの敵との戦闘シーン。アイアンマン変身用のスーツケースを届ける為に、モナコレースを逆走するハラハラドキドキシーン。運転手のハッピー・ホーガンは監督のジョン・ファヴロー。前作から続いて相変わらず出演しすぎちゃう?
- トニーの「俺を信じろ。俺はこう見えても、いろいろ考えてやっているんだ。」語らない姿勢を見せる一面もある。なんでも口に出してるだけの奴っているよな。
- ちょっと気になったシーンです。パーティーで酔ってパワードスーツでDJをするときのパソコンにDJ★AMっていうの可愛い。はい、次行きましょう。
- ローディとアイアンマン同士(マーク2とマーク5)の殴り合いでは、鉄を叩く音が虚しく広がる。なんだか、シュール。
- トニーが新元素の再発見。「死んで20年も経つのにまだ教える気ですか。」と言った時のトニーの表情は嬉しそうだ。父との科学を通じた会話を楽しんでいるようにも感じられるシーン。
- キャプテンアメリカの盾が水平を取る為に使われるというちょっとしたシーン。これぞクロスオーバー。
- 新しいアークリアターが体を蝕んでいるという表現に反応するペッパー。「オムレツを作った時に話そうと思ってた」って、そう言ってしまう時あるよね。
- 日本庭園(?)での戦闘では敵ドローンがサクサク倒れる。気持ち良いのだが弱すぎる・・・。なぜに日本庭園なんだという違和感すごい。
- ラストシーンでの、ローディのトニーへの一言。「屋上で欲情するな」というセリフは韻を踏んでます。気まづさ満載のシーンは見どころ。
まとめ
前作、アイアンマン1の方が単純に面白いのは言うまでも無い。
今作は新キャラ、特にスカヨハの登場と、父との関わりが観られてよかった。
アベンジャーズ計画の話も浮上し、段々と裏でストーリーが展開されていくところも見ものだ。
ラストシーンではプロローグとして次作、ソーのハンマーが・・・まだまだ楽しみだ。
バーイ!
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ロバート・ダウニー・Jr. ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 2013-12-18